福田 逸の備忘録―独断と偏見

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2007年 11月 06日

人形町サロン

 私が時々訪ねるホームページを手短にご紹介する。人形町サロンといふサイトだが、若手研究者の研鑽の場として開設されたものだといふ。ジャーナリストの花岡信昭氏を顧問に据ゑて、政治問題から歴史、文化、憲法、いじめ問題と幅広いジャンルに亙つて様々の論考が掲載される。最近は軽い話題も扱ひ出した。

 実は今月、サロンから原稿を依頼されて、私の「文化といふもの」といふエッセイが五日から掲載されてゐることもあり、これもブログの代はりにお読み頂きたいといふ下心半分で、ご紹介した次第である。朝日新聞の安倍叩きを出しに昨今の日本の風潮への疑問を書かうかとも考へたのだが、実は、文化とはなにか、この頃ずつと考へてゐたところへの依頼だつたので、そちらを書いた。是非サロンの他の記事と共にお読み頂きたい。

 ついでながら、ここに書くことも躊躇しないでもないが、余りにも事の顛末の理不尽に腹が立つので書いておく。このサイトの管理人のN氏が痴漢冤罪事件に遭ひ、その顛末と、勿論、不起訴となつたのだが、その後、大宮警察署の酷い仕打ちを糾す為に公安へ苦情申し立てをしてゐる経緯も載つてゐる。

 実際、この冤罪事件には義憤を感じざるを得ない。かういふ事が現実にあることもお伝へしたかつた。幸ひ、氏は辞表を出した以前の仕事口も、冤罪と分かり全て旧に復したとのことだが、下手をすれば、事なかれで辞めさせられたままの事も大いにあり得るのではないか。日頃、私もどちらかと言へば警察を信頼してゐたのだが、そして、親戚に警官もゐるのだが、今回ばかりは警察への不信感が増した。
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by dokudankoji | 2007-11-06 00:36 | 雑感 | Trackback(3) | Comments(5)
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Commented by milesta at 2007-11-06 09:55 x
こんにちは。トラックバックを有難うございました。さっそく拝読いたしました。読みながら涙が出てきました。畳や障子なんて、当たり前のように周りにあったのに、そんなものさえ消えようとしているのですよね。
最後の砦の国語でさえ、このままでは危ういと感じています。
私の方からトラックバックいたしました本に、今の子供が本や言葉に関心がないのは、生まれたときから至れり尽くせりで、身も心も脳も飽和状態、「知りたい」「聞きたい」という欲求がもてないのだと書かれておりました。その通りだと思います。また習い事などで時間がなかったり、暇でもゲームやテレビがあるし、本に辿り着くまでに様々な障害がありますね。本当に小さい頃から読書の楽しさを知っておかないと、今の社会では本というものの存在が忘れ去られてしまいそうです。
Commented by matheux-naif at 2007-11-06 17:58 x
いろいろとご迷惑を及ぼしたかと思ひ,たまにブログを拝見しつつ,基本的には遠慮してをりましたが,お元気(を回復されたご様子)のやうで安心致しました.小生の健康の方にむしろ問題があるやうな昨今ですが,「正論」の御記事,恥づかしながら,立ち読みして参りました.まあ,なるやうにしかならないといふ面もありますが,小生,今を日本史上もつとも荒れた時代,足利末期と比べてどうか,と考へるやうにしてをります.なほ,私見ですが,関東大震災による横浜の壊滅といふことの,すくなくとも東洋史的意義は考へるべきだと思つてゐます.まあ,ご承知のやうに,亡父は横浜と無縁ではなかつたわけでもありますので.
ところで,本屋を徘徊してゐて,村松英子さんの本を見つけ,三島由紀夫氏のことなど,これも立ち読みで拝見しました.小生の居住地には憂国忌のポスターも見られますが,あの事件のとき,たまたま小生テレビで首の転がつてゐる画像を見,また,今の小生と同年輩のかつての指導教官が三島の気持ちは分かる,と言つてゐたことを思ひ出しました.
Commented by matheux-naif at 2007-11-06 18:08 x
(長さが障害になるかと思ひ,先のものは途中で打ち切りましたが)

45歳といふ年齢で死を選んだことについて,今,かつての指導教官の当時の年齢とほぼ同じになつて思ふのは,要するに,まことに愚かなことであつたといふだけですが,この点,まさに,当時はさらに年長であつた,三島氏のお父上の何とも名状しがたい慨嘆,知つてゐれば,何があつても引き止めた,と仰つてをられたことがよくわかります.しかし,村松英子さんの著書の雰囲気は,少し,違ふやうで,簡単なことではないな,といふ感もあります.
Commented by dokudankoji at 2007-11-06 18:26
milesta様
それにつけても成田さんの大野屋旅館の能舞台と大広間が気になります。文化庁は何をやつてゐるっ!
matheux-naif 様 
風邪をこじらせ、一月近く最低限の仕事だけ片付けるのがやつとでした。歳といふことでせう。敗戦しか触れませんでしたが、関東大震災で江戸と昭和が分断されたのです。村松さんの著書、これから読むところです。三島については、私はやはり分からないと言ふ外ない。死者を鞭打つ気もなし、ただ、彼が予言した通りの日本になつて来てゐることは事実です。
キラーT細胞様 
まさに「知識人」といふ言葉で悦に入つてゐた輩が日本を壊したのです、GHQ憲法に乗つかつて。
Commented at 2007-11-23 09:37 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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