福田 逸の備忘録―独断と偏見

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2006年 09月 08日

資格!?

 昨日から喉に小骨が刺さつたやうな不快感がずつと続いてゐる。例によつて朝日新聞の社説。七日付、「男子ご誕生――心から喜びたい」の記事。敬語の遣ひ方はここでは措く。例の如き全体の論調も、この際、措いておく。
 
 中にかういふ一節があるのだ。≪皇室典範の定めでは、皇位を継げるのは「男系の男子」だけだ。今回誕生した男の子は将来、天皇になる資格がある≫。書庫の整理をしながら手元にある国語辞典・漢和辞典を片端からしらべたが、やはり釈然としない。

 大学の受験資格ではあるまいし。天皇になる資格は小泉にはない、といふ言ひ方はあり得ても(あり得ない?)、生まれながらに皇孫である親王殿下に天皇になる資格云々といふ言ひ回しはをかしい。世間一般の用法では「資格」といふ言葉をかうは使ふまい。「皇室典範に従へば、皇太子殿下には天皇になる資格がある」と、普通、言ふか。ばかばかしい。

 これが全く無意識に書かれたものなら、書いた人間の言葉の感覚を疑ふ。意識的なら、悪意を感ずるのは私だけではあるまい。もう一つ、この可能性が一番高いのだが、最早、まさに「無意識に」かういふ書き方をしてしまふ程、皇室を卑下し蔑ろにしてゐるといふことではないか。
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by dokudankoji | 2006-09-08 23:48 | 雑感


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