2012年 07月 02日

民主分裂? 保守政界の再編を

 民主の分裂、まずはめでたい?(以下フェース・ブックへの書き込みを修正して) 

 が――
 かういふことに頼らなければ、日本の政治が変らないのなら​、私は限りなく憂鬱な気持ちになる。例へば自民党にしても何ら自​浄作用がない。自ら変つていく器量も度量も、あくどさもない。

 そして、今、民主の分裂を歓迎してゐる殆どの人間が、かつて「​政権交代」に踊らされた人々なのだ。いづれ、「維新の会」に踊ら​される人々なのだ。これは公言しておく。政治家がポピュリズムの​手法を使うのが先ではなく、民衆がポピュリズムを歓迎するのが先​である。

 それは、テレビで、バラエティー番組が流行るのと、実は根つ子​が繋がつてゐる。そこのところを押さへておかなくてはいけない。​さういふ人間観察が出来ない人々の言説を私は信じないし、さうい​ふ人々が民主の分裂を喜んでゐても、私は一緒に喜ぶつもりはない​。遡れば、「郵政民営化」に浮かれた人々と私は行動を共にする気​もなければ、その人々が何を言つても信ずる気もない。

 日本の低迷はまだまだ続く。

 自民党よ、まず9月の総裁選で頭を​すげ替えるべし。受け皿が維新の会や右往左往の石原新党では何も​起こりはしない。真の保守政界再編を求める。

 以上、覚書程度にしたためたが、英仏を見て歩いての、殊に英国演劇界のことを書かうと思ひながら、旅行の整理片付けが済んだと思つたら、恆存対談集の最終巻のゲラが届いてゐる。この冒頭の対談が矢内原伊作との110ページに及ぶ討論、昭和24年のものである。これが思想(哲学)文学政治人生と切り結んで、たがいひに交はらぬ議論を辛抱強く、延々と続ける。編集のこちらが疲れる。「前言」で恆存が互いに妥協やおざなりの相槌なしで行きたいと宣言してゐるのもいい。これは9月発売だが、第6巻がもうぢき書店に並ぶ。
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by dokudankoji | 2012-07-02 14:45 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
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