2012年 04月 16日

週刊新潮4月26日号

 今週の木曜日19日発売の週刊新潮、書評欄の最後のページに、哲学者中島義道の『人生に生きる価値はない』に関する短い戯文のごとき、レビューを書いた。550字くらいだつたが、この短さで「哲学」や「思想」に関る書物一冊を論ずるのは至難(?)のワザ。

 氏の斜に構えた人生観に付き合つて、こちらもアクロバティックに遊ばせて頂いた。氏とは考へ方がかなり近いが、多分永遠に交はらぬ双曲線だらう。しかし、一度徹底的に議論してみたい気もする。彼のニヒリズムと私のオプティミズムがどこで交はるのか、交はらぬのか。論争になつたとして、勝ち負けはあり得ぬことを表明してしまつてゐるやうな二人が、どこで決着を付けるのか。頭の良さは氏の方が数段上のやうだが……。

 21日は拓大でシンポジウム。

 秋の公演の準備と言ふか詰めがなかなか詰め切れず、気疲れする毎日です。以上、宣伝まで。
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by dokudankoji | 2012-04-16 00:47 | 雑感 | Trackback | Comments(1)
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Commented by フランクリンプランナーに挑戦中 at 2012-11-12 23:26 x
私も、中島義道氏の『人生に生きる価値はない』を読みましたが、うつ病でニート生活をしていた私にとっては、胸に響く言葉であり、また、パワーをもらえる良い本に出会えたと感じています。体験から出る言葉は、心を動かされますし、行動をおこすこともできると感じます。


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