2011年 05月 21日

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版

 WSJの社説が毎回面白い、リンクして紹介しておく。いつも皮肉が利いてゐる。たとへば、≪菅直人首相は、こうした場合の長年の政治手法だった「舞台裏取引」が苦手だとお見受けする。民主党は、何をしたいのかについて本当に混乱しているようだ。彼らは、緊迫した記者会見やインタビューのカメラを前にして、「党内」議論をやっている≫産経新聞ではないかといふくらゐ、意地の悪い書き方。

 また、東電を破産させないのは「社会主義」国家と断じ、自由市場原理からいへば文句なく破産させて当然といふ発想である。私にはことの是非を論ずる資格もないが、JALについてもTEPCOについても、日本は常に護送船団的社会主義国家であることは事実に思へる。

 そのことはさておき、確かめたわけでもないが、この社説、原文は英語だと睨んでゐる。翻訳調がかなりある。さもなければ、帰国子女が英語脳で考へて日本語で書いてゐるに違ひない。悪文の好見本と言つたら言ひ過ぎか。リンクした社説の最後の一文(そしてその一段落全部)をご覧いただきたい。何度読み直してもここだけはピリッとしない。頭にすんなり入らない。恐らく翻訳が悪いのだらう。

 褒めたいのか貶したいのか、自分でも分からなくなつた、この辺で止めておく。
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by dokudankoji | 2011-05-21 23:26 | 雑感 | Trackback | Comments(1)
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Commented by 大磯町民 at 2011-05-23 06:42 x
The Wall Street Newsの福山万里子さんの訳は分かりやすいです。

「もし日本政府が、東京電力を破産させるという正しいことをしないのなら、少なくとも間違ったことを正しい方法で行っている(=公の場で協議しながら、東電救済を行う)」 http://bit.ly/kj9NNR

原文はこちら。
If Tokyo isn't going to do the right thing by letting Tepco go bankrupt, at least it is doing the wrong thing in the right way, reaching consensus in full public view, with ample debate. Taxpayers shouldn't get their hopes up that they'll escape from this mess unscathed. But at least now they'll have some idea whom to blame.


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