2011年 03月 30日

政府とメディアが生み出す風評被害

 青山繁春が吠えてゐる。このユーチューブを見て、少しは冷静になるべきではないか。福島第一原発で起こり得る最悪の事態とはどういふ状況か、さういへば政府も原子力保安院も東電も原子力安全委員会もそのことについては一言の説明もしてゐない。青山繁春が「嘘」をついてゐるといふなら、仕方がないが。

 既に国外や沖縄や関西方面に、ああだかうだと理屈をつけて逃げ出した知人も複数ゐるが、もう少し落ち着くことが肝要だらう。それよりも、26日に書いた京都大学の藤井聡教授のホームページにある、「緊急提言・日本復興計画」も冷静な分析に基づく見事な提言だと思ふ。力強い。かういふ人物こそ、非常時のリーダーになつて欲しい。

 ついでに、我が家では井戸水を飲んでゐる。当然、雨とともに放射性物質も地中に染み込んでゐるのだらうが、青山繁春の解説は、それがどうしたといふ気持ちにしてくれる。事実を発信するのがメディアの仕事であり、政府はそのための情報開示が責務となる。どちらも、国民の情緒に訴へてしまひ、風評被害や買ひ占め買ひだめの引き金を引いてしまつた、その責任は誰が取るのか。東電を怒鳴りつける首相を誰が怒鳴りつけるのか、国民しかあるまい。
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by dokudankoji | 2011-03-30 17:32 | 雑感 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 元広告文案家 at 2011-03-31 09:22 x
ふと以前の記事欄を見ましたら、ちょうど6年前から始まっていました。
この間、だけではありますまいが、いろいろな事が起きたり、故人となられた方も数多くいらっしゃいます。そしてこの震災。我々の年代はテレビの無い時代からインターネットテレビ、iphone、smartphoneの時代まで見てきてしまいました。この震災とそれを取り巻くメディア。おかしな広告。日本文化の行き着くところ、あるいは回帰するところを是非問いかけていただきたいと思います。
Commented by dokudankoji at 2011-03-31 20:51
元広告文案家さん さう、気がつけば6年。大したことも書けず、また、時に二三カ月更新を怠り、実にいい加減ですが、その時々に思つたことを、これからも書きます。お申し越しの件、書けたら書きます。震災以来、本質的なことで書きたいこともあるのですが、うまく書けるか、あれこれ考へてをります。3月11日から12日にかけてのわずかな体験と関連して書きたいのですが、難しい。すごく長くなるやうな気もするし、一言で済むやうな気もするし、またかなり個人的な問題のやうな気もして。思はせぶりな言ひ方で済みません。


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