2010年 11月 20日

対談・座談集の刊行

 麗澤の評論集、文春の戯曲集に漸く追ひついて、玉川大学出版部から恆存の対談・座談集が出ることになつた、宣伝――。

 全七巻で文学、政治、演劇、さまざまなジャンルの対談座談を纏めた。編集者が数へたら対談相手が百三十名を超えてゐるらしい。人数はさておき、私はこの七巻に収められた対談座談のタイトルとその人々の名前を眺め、福田恆存その人よりも、むしろ恆存を媒介とした昭和史七巻と感じてゐる。近々にチラシ等々が出来る。

 来年四月から三ヶ月に一冊、平成二四年の十月完結予定。
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by dokudankoji | 2010-11-20 02:17 | 落書帳 | Trackback | Comments(5)
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Commented by 元広告文案家 at 2010-11-22 19:32 x
ありがたい情報です。是非購入、ないしは手元不如意の場合は図書館、古本屋で探します。大尊敬する福田恒存の対談集は出版社にも感謝です。
Commented by 三日月 at 2010-12-09 12:10 x
評論集18巻に掲載の「フィリプス・コレクションへの招待」は、恆存先生が絵画に対しても高い見識をお持ちだつた事を窺はせる文章と存じます。
ところで些細な事で恐縮ですが、前から気になつてゐた事があります。373頁2行目「その(ダンカンの)父親の岳父、即ちダンカンの母方の祖父」とあります。これは「母親の岳父」か「父方の祖父」か、いづれかの誤りではありませんか?
『人間不在の防衛論議』にも全集第3巻にもこの通りになつてをりますが。
Commented by dokudankoji at 2010-12-12 14:04
三日月様 この種のお問合せにどこまで答へる義務があるかわかりませぬが、原文のままでよろしいかと。
母親(女性)には岳父はあり得ません。岳父は、夫からみて妻の父親のことです。
また、ダンカンの母方の祖父が鉄鋼業の世界で財をなしたと記憶します。ここに続く半ページがやや混乱させる文章かもしれませんが。
なお、基本的に我々編集にあたつてゐる者は底本尊重、読者が推測できるであらうミスなどは訂正するといふ事はありません。「否定の精神」では、完全な文章の混乱がありますが、そのままにしました。
重ねて申します、この種の質問にお答へする必要は、実はないと考へます。
Commented by 三日月 at 2010-12-13 02:10 x
仰しやる通り、私の不勉強による読み誤りでした。つまらぬ事で御面倒をお掛けし申し訳ありませんでした。
Commented by 元公告文案家 at 2011-01-17 09:32 x
ご無沙汰しております。更新を待っていますが、入学試験やら何やらでお忙しいことと推察しています。実はお願いがあります。
林武の国語の建設を、文庫、多分新書のほうが良さそうですが、福田さんのお力で、復刊の気勢をあげて頂けないかと言う、お願いです。
CD付録に、正仮名ソフトをつけてあると、かなり嬉しい本になるかと思います。ご父君の本を差し置いてすみません。


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